入院
診療所に入院して在宅復帰の準備をする
当センターには、医療機関で急性期治療が終了し、在宅生活 するための準備として集中的な機能訓練や介護指導を必要とされる方のために19床の有床診療所があります。入院ベッドは、ほかに在宅生活をおくっている方で身体機能の改善や生活の拡大を目的に集中的な機能訓練を必要とされる方、専門スタッフによる4週間のプログラムですすめられる親子入院の方が利用されます。
障害のある方々が、家庭や社会に復帰されるための治療・訓練をはじめ、さまざまなサポートをしています。病棟では入院された方々のこれからの生活に向けて、看護師が患者さんと目標をともにした看護をさせていただきます。
また、入院や通院に伴って起こる患者さんやご家族の方の様々な相談について、医療・福祉的な立場からお力になれるよう、医療ソーシャルワーカーが応じています。相談料は無料です。
入院の準備
入院の手続き
- 入院の日時はソーシャルワーカーから電話で連絡いたします。
入院当日までに必要なものを準備しておいてください。 - 入院当日は、指定された時間までに2階会計受付にお越しください。
- 会計受付では、保険証、入院申込書、医療受給者証等(お持ちの方)をご提示ください。
入院費について
- 入院費は、健康保険法、老人保健法などにより算定されます。
保険証の内容に変更があった場合には、会計窓口にご連絡ください。 - 入院のための保証金は不要です。
- 費用などについて不明な点は、会計にお問い合わせください。
- 入院費のお支払いは、平日の9時から17時に2階の会計までお願いします。
入院時にお持ちいただくもの
- 保険証
- 入院申込書
- 医療受給者証等(お持ちの方)
- 下着4~5枚
- パジャマ2~3組
- 室内着(トレーナー、ジャージ各4~5枚)
- 洗面用具(コップ・歯ブラシ・歯磨き粉・義歯の方はケースと洗髪剤・髭剃り・洗面器・洗体タオル(ナイロンタオル)・シャンプー・リンス・石鹸またはボディソープ)
- 現在使用している靴や装具
- ティッシュペーパー
- 現在飲んでいる薬と説明書
- 筆記用具
※貴重品や多額の現金はお持ちにならないでください。
持ち物には必ずお名前を記入してください。(セーフティボックスは設置していません。)
入院生活のご案内
病室は4床室と2床室で個室はありません。19床と少ない病室を有効に使用するため、入院者の状況によって病室の移動をお願いすることがあります。
病棟(センター)の設備は、1階に売店、レストラン(土日の営業はしていません)、自動販売機があります。病棟には冷蔵庫、コイン式洗濯機と乾燥機があります。活動的な生活スタイルをつくるため、病室にはテレビは設置しておりません。面会室、食堂にはテレビがありますのでそちらでご覧ください。
面会時間は、13時~19時です。平日の場合は訓練時間をお確かめください。
日課
- 検温時間は、基本的に午前6時の1回です。
- 食事時間は、朝8時・昼12時・夕18時です。
- 就寝時間は、22時です。
週間予定について
- リネン(シーツ・包布類)交換
- 木曜日(毎週)
- 体重測定
- 水曜日(月2回)
- 診療所長回診
- 月曜日(月2回)
検査について
入院時に必要な検査と、院内感染を防止し患者さんの安全をまもるため、感染症についての検査をさせていただきます。
入浴について
介助の必要な方は、火曜日・金曜日に看護師が介助し、入浴します。
自立されている方は、
男性:火・木・土 13時~14時
女性:月・水・金 13時~14時
外出、外泊について
主治医の許可が必要です。土曜日、日曜日は訓練室での訓練はありません。週末外泊によって日頃の訓練の成果、自宅ではできないことや実際に困ることの確認をしていただいています。それらの問題を持ち帰り、今後の訓練に生かします。
電話のとりつぎについて
患者さんへの直接のおとりつぎはできませんので、ご用件を伺いお伝えいたします。患者さんは公衆電話をご利用ください。また、外部からの入院に関するお問い合わせには、お答えしていません。知人、友人の方にはご周知ください。なお、携帯電話は、所定の場所でご使用ください。
洗濯について
洗面所に患者さん用の洗濯乾燥機を2台設置してありますのでご利用ください。
冷蔵・冷凍庫について
洗面所に各1台設置してあります。どちらも共同使用となります。
電気器具使用について
電気器具を使用される場合は、ナースステーションにお申し出ください。テレビの持ち込みはご遠慮ください。ベッドに備え付けのラジオがありますがラジオ・カセットテープ・CDをお聞きになる場合は、必ずイヤホーンまたはヘッドホーンをご使用ください。
喫煙について
診療所内は禁煙となっています。